美容師泣かせな髪の多さの私が髪を切った理由

美容師泣かせな髪の多さの私が髪を切った理由

 私は以前、座れば髪を尻に敷いてしまう程のロングヘアでした。現在はせいぜい肩口程度のセミロングぐらいでしょうか。当時は、「十二単を地毛で着こなしたい」などというよく分からない理由で、せっせと伸ばしていました。通っていた美容室では、せめてもう少し切らないか?とよく聞かれてはいたのですが、お断りしていました。

 いつもの様に毛先を整えがてら縮毛矯正をした際に、「もう無理、切ろう。」と美容師さんに決意表明の様な事を突然言われ、よくよく話を聞いてみると、私は人よりかなり毛量が多いらしく、長さがなかったとしても、縮毛矯正だけで相当辛いお客さんだった様です。せめて切って欲しいと切々と説得され、やむなく切る事を決意しました。

 長い髪をボブぐらいの長さに切って、最初に思った事は、「頭が軽い」でした。最初こそ、何か寂しい様な気持ちになりましたが、その日の夜、髪を洗う時に、いつもより格段に時間が掛からず、シャンプーやトリートメントの減りが全く違う事の方が感動してしまったことは、今でもよく覚えています。

 強いて言えば切ってしまった事で、地毛で十二単を着こなすという謎の野望は、恐らく一生果たせなくなってしまった事が少し残念な気もしますが、現在は、割と短めに切る様にしています。

 長さが欲しい時は、襟足ウィッグなどもありますし、わざわざ美容師さんに迷惑を掛けてまで伸ばす必要はないかな?とも思いますし、やっぱり楽です。楽さが一番重要です。無精な私は今後もきっと、せいぜい肩口ぐらいまで伸ばして、アレンジし易い程度の長さに切って、という形を選び続けると思います。